鹿ぽぬのブログ

バイクやアウトドアなどの趣味を通じて見たこと感じたことを書いていきます。

トライアルをやってみて半年経った鹿のインプレ

みなさんこんちには

 

最近トライアル練習がメインになってきて、なんとなく思ったことや気づいた点があったのでちょっと書いてみることにします。

 

それではどーーーーん

 

 

1.半年経ったBetaちゃんのインプレ

Betaちゃんを買ったばかりの頃にインプレ記事を書きました。

shikaponu.hatenadiary.jp

 

半年乗りましたがまぁこの時とほとんど感想は変わらないですね。

軽い車体に300ccとは思えないほどのそのそしたエンジン、とっても乗りやすいです。

全開で走ってもこれっぽっちも怖くない。

 

あ、とんでもないスピード出すと別ですよ?軽さとふにゃサスの効果でギャップ踏んだ瞬間に吹き飛びそうになります・・・。

 

 

びっくりするくらい、特に故障トラブルもなく安定して乗れてます。

まくれるとソッコーでフェンダーぶち折れますが・・・。

 

部品もわりとすぐ届きます。ただ、大体各部品が国内に1個在庫があるかどうからしいので、誰かが注文すると同じ部品はしばらく買えないそうです。

 

 

 

 

2.トライアルバイクについて

トラ車に乗る前と、乗り始めてからずいぶんとトラ車に対する認識が変わりました。

 

2-1.トラ車はずるい??

たまにお山に現れるトライアルおじさんがひょひょーいっと難しいヒルクライムを意味不明なラインで登っていくのを見て、たまにこんな言葉を耳にします。

 

 

『あんな軽い動きはトラ車だからできるんだ・・・』

 

 

 

 

 『やっぱトラ車は最強!どこでもイケるのか!!』

 

 

 

『トラ車はずるい!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕も以前はそう思ってましたが乗ってみて気づきました。

 

トラ車がすごいんじゃない

あれは特別な訓練を受けた人間の性能だ(゜д゜)

(まぁトラ車自体ももちろんすごいんですけどね、でも『トラ車だから』ではないんです)

 

 

2-2.トラ車の真髄

乗る前はトラ車は軽くて自転車みたいだし、何でも出来そうだなぁ~と思ってました。

でも実際乗ってみると、びっくりするくらい何もできない。

 

まぁフロントアップとか、ちょっとバイク振ってみたりとか、スタンディングスティルとかはやりやすいんですけどね、難しいのはトラクションと乗るポジション。

 

エンデューロバイクで坂道発進をするとき、『ちょっと傾斜きついけどシートの後ろにどかっと座っていけば普通に再発進できるかな』って感じの坂をトラ車で再発進しようとすると、車重が軽すぎて全くトラクションかからないんです。

 

ステップにしっかり乗って、リヤタイヤに向かって踏み込んで加重しないとタイヤは地面を捉えず、その場で空転するのみ。

リヤにしっかり加重されている時だけちゃんと進んでくれます。

 

他にもヒルクライムなんかで、エンデューロバイクだとアクセル開けておりゃぁああああああ!!!!って勢いでいけちゃったー! みたいなことができたりしますが、トラ車だとそういうごまかしができないんです。

 

ヒルクライム中に体が遅れるとフロントがすぐに上がってきて、まくれそうになります。

逆に前に体がかぶりすぎるとリヤタイヤからトラクションが抜けて空転を始めます。

適正なポジションに乗って正しい姿勢でないと登ってくれないんです。。。

正しい位置に体を持ってこれると、すんごい勢いでピヨォ~~ンって登ってくれます。 

 

何が言いたいかというと、良くも悪くも人間のアクションに対して素直すぎるバイク、これがトライアルバイクの真髄だと思います。

人間が間違った動きをするとバイクは進まないし、正しい動きをするとびっくりするくらいよく走る。

エンデューロバイクは人間の動きに対して比較的鈍感で、うまいこと車重やサスペンション、パワーでカバーしてくれているような気がしますね。

もちろんエンデューロバイクもいい加減に乗れるというわけではありませんが、懐が深いんじゃないかなと思います。

 

前述のトライアルおじさんは正確に正しい動きをして、バイクがそれに応えてくれて、その結果、あのずるいように見える変態的な動きが生まれてるんですね。

 乗ってナットク゚(´ω`)

 

 

 

3.トライアル競技について

昨年末から地元の草トライアルや地方選手権のエンジョイクラスに出場したりしているのですが、ここでも気づいたことがありました。

 

3-1.トライアルは自分との戦い

トライアル競技はモトクロスやエンデューロと同じ『オフロードバイク!』って思ってましたがいざやってみると、トライアルは他のオフロード競技と違って明らかに異なる性質を持っていることが分かってきました。

 

モトクロスとエンデューロは、いわゆる『レース』です。

周回数や速さを競う競技なので、競技性としては『他人との競走』

 

対してトライアルは速さを競うわけでは無く、セクションを如何に上手に走りきるかといった性質で、競技性としては『技術を競う』

 

 

と、ここまでが競技を始める前までの認識。

 

 

 

実際にやってみると、また違った側面が見えてきました。

 

1発のトライでセクションをクリアしないといけないプレッシャー

失敗ややり直しは許されない

入念な下見と走りきるイメージ、ラインの選択、迷い

減点が続いた時のメンタルコントロール

 

いろんなことを考えます、精神状態もピリピリしてきます。

セクションに入るのは自分ひとりなので、他者の介入はありません。

成功も失敗も、100%自分の実力。

 

他人と技術を競うというのもありますが、ほとんど競技中は自分との戦いなんだなぁと感じました。

これが面白くもあり、辛くもある・・・。

 

個人的にはこういう独特な緊張感のある競技はわりと大好きです(゚∀゚)

 

 

 

3-2.トライアルはエンデューロに繋がるのか?

ハードエンデューロ業界の上位層ではトライアル出身の方が多く、様々なテクニックを駆使して常人離れした動きでセクションを攻略していきます。

そんな姿に憧れた方も多いのではないでしょうか?

 

僕もトライアル始めた動機はそんな感じでした。

 

しかし上述のとおり、エンデューロとトライアルは明らかに競技性が異なります。

ひたすら自分の技術を磨くトライアルは練習も地味で、つまらないと感じる方もいるかもしれません。

初めのうちはほんと情けないくらい何もできません。スタンディングでまともに走ることすら難しい・・・。

 

ひたすらターンの練習

ひたすら同じ石でステア越えの動きの練習

一度吹かし、二度吹かし

 

ひたすら反復練習です。その分やればしっかり身になります。

でも、トライアルバイクでできるようになったこともいざエンデューロバイクに乗るとぜーんぜんできません。

 

トライアルを半年間やってみたけど、『トライアルのおかげでエンデューロがうまくなった!』と実感できるシーンはまだありませんね。

もちろん役立った技術もありますが、トライアル出身ライダーのあの動きは微塵も出来る気がしません・・・。

 

でも、この地道な努力をたくさん積み重ねていって、正しい動きが自分の体に染み付いていけば確実にスキルアップできるんじゃないかと思います。

ローマは1日にして成らずです!

 

 

 

4.総括

ひたすら文字ばっかりの記事でおもしろくなかったかもしれません・・・。

トライアル競技は地味で年齢層も高くて、どちらかというと寂しくなっている競技ですが、他の競技には無い緊張感と楽しさがあります。

 

練習してきたことは良いことも悪いことも全て100%結果となって自分に返ってきます!

そうやって自分の成長を少しずつ感じられるのはトライアルの大きな魅力だと思います。

 

若手が少ない業界なので、少しでもトライアルに興味を持ってもらえるとうれしいなと思い、ビギナーとしての素直な気持ちを書いてみた鹿なのでした。